一般静電塗装(第1製造)
昭和45年(1970年)、フジオ塗装工業所としてスタート。
当初から焼成炉の設置など他社とは一線をかくす積極経営を図り、一般塗装が主流であった業界内に『特殊塗装
のフジオ』のポジショニングの確立をめざしてきました。
以来、50数年。いま地歩は固まり、産業界の発展に少なからず貢献できるまでになったと自負しています。
静電焼付塗装ラインを持つ〔第1製造〕は、あらゆる塗料(一般塗料・特殊耐熱塗料)に対応し、均一な膜厚と美観保持に力強い働きを示すのが特色。塗膜性能は、下処理により大きく左右されます。
ここに設置した大型リン酸亜鉛被膜処理装置は、部材の種類に関わりなく表面処理遂行を可能にするもので小物から大物(最大600W×600L×1500H)までの多種多彩なニーズに応えます。
信頼度の高い塗膜形成がお約束できる背景でもあるのです。
塗装工程における不良の多くはゴミやケバ。クリーンブース化を行い塗装することで、不良発生率を抑えることができます。
フジオのクリーンブース塗装ラインは、高品位・高精度塗装を実現しました。
クリーンブースには除じん・除電装置を完備し、ゴミやケバなどに万全の対策を施しています。
これにより製品の塗装不良は圧倒的に低減しました。
また、温度・湿度を一定に保つ空調制御が可能で、いかなる環境にも柔軟に対応できる高度な塗装設備を備えています。
このクリーンブース塗装ラインは高性能なロボットによる塗装を行っています。
通常の塗装に比べ高精度な塗装条件設定を可能とし、ワークの形状制限もほとんど無いため、精密で複雑な形状の製品塗装も高精度に行うことができます。
その塗装品質は均一な塗料膜厚はもちろん、非常に高品位な仕上がりです。